📒📘2022年本屋大賞が発表されました📒📘
ノミネートされた10作品の中から大賞に輝いたのは、デビュー作となった逢坂冬馬さんの戦争小説
「同志少女よ、敵を撃て」です。
舞台は、第2次世界大戦中
旧ソビエトとドイツによる「独ソ戦」。
モスクワ近郊の小さな村どこにでもある平和な日常の風景、そんな幸せがいつまでも続くと思っていたひとりの少女。
ドイツ軍の襲撃により一瞬にして
全てを失った少女セラフィマ。
家族も、仲間も、故郷も。
いつも変わらずにあった全ての風景は、もう二度と戻らない。
憎しみ、喪失、絶望...
死の淵で「お前は戦うのか、死ぬのか」と突きつけられる容赦のない選択。
女性狙撃兵として「生きる」ことを選んだ彼女。
おびただしい死の果てに彼女が目にした“真の敵"とは?
女性狙撃兵セラフィマの視点から描かれる独ソ戦ーーー戦争とは。
価値観や倫理観といった内面が無自覚に変化していく戦場の恐ろしさ。
まるで自分が息を殺して敵を狙撃しているかの様な臨場感に心乱されながらも、緊張感を持ち一気読みしてしまうテンポの良さ。
主人公のセラフィマを感じる事で「戦争」をより身近に考えることができる、そんな一冊です。
他の受賞作品も魅力的です👇
ぜひ手に取ってみてくださいね😊
「どんな本を読んだらいいのかわからない」
「本を読む時間がない」
というご相談もよく受けますが
本屋大賞受賞作品を入り口に
「好きな作家さんを見つける」
「フィットするテーマやジャンルを見つける」
「取りあえず一冊を読了してみる」
などから深め、自分らしい本の読み方を開拓するのもおすすめです。
今日も10時〜16時でオープンしております📚✨