メンバーズブック

ギャングだとか悪い奴らの“YO!YO! What’s UP”的な奴らの話しでしょ？と敬遠される方もいるかもしれない。勧める理由は20世紀最後に出現した音を取り巻く文化の発展を見てきた著者の体験記という部分。
産み落とされた頃には成人で、その後もずっとコレにハマって来た張本人の視点だからこそ。サンプリング文化が世の中の音楽の成り立ちも変えてしまい、ファッションやビッグビジネスとして世界を制する。こんなことがこの後も起きるのかどうか？全ての音好きにはマストで、このジャンルが嫌いな人は一度覗いて欲しい事実だが引き込まれる物語のような作品です。

メジャー寸前の天才DJが視力を無くし、絶望を味わいブラインドサッカーの日本代表として世界を目指す物語。背景や時代感の設定が世代的にどんぴしゃで引き込まれてしまった。視力を失った絶望感もそうだが、人間に本当に必要なモノを読む者に改めて気付かせてくれる素敵な作品です。悲しみ、喜び、やるせない気持ち、自分を支える周りの人たち。読み終えたあとに周りの人への感謝の気持ちも溢れ出して来ました。今を生きる全ての人たちに読んでもらいたいです。サミュエル・サトシことHOME MADE 家族のラッパーKUROくんの著書

こういう本を読む時は参考書の様な感覚。あっという間に読めるので皆読んでみて欲しい。
人生をスマホで変えろ！と少々乱暴な気もするが、こういう感覚を産み出したり、早く気付くには必要かも？テレワークのように、机上で考えている時代は「無理」と思ってしまうことも、テレワークでやらなきゃ！となれば、ほとんどの問題は解決できた。スマホ＝ツールを上手く使いこなすという視点は実践している人のアクションほど参考になることは無い。読んだ後ひとつくらい取り入れてみよう！と思うと良いかも？な作品。